今回、区間距離が変わるのが4区と5区。4区は平地区間では最短距離ながら、細かいアップダウンが多く、準エース級の選手が多く使われる区間、いっぽうの5区は箱根駅伝のハイライトとも言える、小田原から箱根までの山登り区間です。5区のスタート地点を約2kmほど4区寄りにするとのこと。ようは5区のウエートがより高くなるわけです。ネット上の情報ですが、小田原中継所として使われている蒲鉾屋「鈴廣」の話題集中を和らげるためという政治的理由もあるとのうわさもあります。
これで残念なのが、不滅とも言われた区間記録が2つ消えてしまうこと。4区はかつてのマラソン日本記録保持者の藤田敦史(駒沢)が出した記録、そして5区は今年、今井正人(順天堂)が出した驚異的な記録です。どちらもそう簡単には破れそうもないから変えた可能性もありますが。でも、これでますます5区の比重が高くなるので、各校ともどのような選手を起用するのか、「花の2区」とも言われる今までならエースを投入してきた2区との兼ね合いをどうするのか、楽しみです。
大学駅伝のシリーズ開幕、出雲まで1ヶ月を切ってるはず。今から正月が楽しみです。母校は今年もシードを持ってるし。