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熱闘甲子園終了
 まずは、このブログで再三「早実の斎藤は悲劇的な終わり方をするのでは?」と書いていましたが、それは、投手1人ではいつかはへばるであろうという考えから。そして勝ち上がるたびに「甲子園のアイドル」となりつつある彼が、より鮮明に名前を残すには、劇的な負け方をしたほうがよりインパクトが強いのではという気持ちもありました。昨日の延長15回引き分け再試合、しかも4連投、斎藤が「悲劇のヒーロー」になるにはこれ以上ない舞台が整いました。9回に1点差に迫られるホームランを打たれたときは「本当にそうなっちゃうの?」とさえも思いました。でも、4連投でも疲れた様子を見せることなく、勝負どころでは140キロ台の速球を見事に投げてくる。そして優勝。久々に現れた「甲子園のアイドル」は、アイドルの枠を超えてヒーローになりました

 と前書きが長くなりましたが、昨日の決勝第一ラウンドから今日の再試合、もういろんなところで書き尽くされているので、敢えてここで書く必要もないでしょう。駒大苫小牧の田中、早稲田実の斎藤の見事な投手戦、本当に素晴らしい試合を見させてもらいました。今日はラジオを聴きながら、そして決着の場面は幸いにしてテレビで見ることができました。結果、優勝したのは意外にもこれが夏初優勝の早稲田実業でした。思えば、関東では中継されていた日大三との地方大会とは思えないような素晴らしい西東京の決勝から、このストーリーは決まっていたのかもしれませんね。闘病中のOBのソフトバンク王監督を励ます優勝というのも、出来過ぎなストーリーですね。
 
 そして、今大会の主役は間違いなく「クールな豪腕」「ハンカチ王子」斎藤佑樹でしょう。7試合、ほとんどすべてを投げきり948球、奪った三振は歴代2位の78(ちなみに1位は83の板東英二)。何よりも凄いのは、4連投しても衰えない球速を生み出す恐るべきスタミナと根性です。普通ならば、今日は明らかに球威は衰えているはずなのに。早実のチーム力はかなり高いものがあると思いますが、オイシイところをすべて持っていってしまっていますね。実は群馬出身の俗にいう「野球留学生」、普段ならマイナスにもなりがちなこのことも、すべてプラスに作用しています。おそらく、東京に戻ってきたら、周囲の目は今までとは全然違うものになってるんでしょうね。アイドルでありヒーローですから。これだけ完成された投手なのに、「プロ注目」なんていう言葉がほとんど出てこないところをみると、進路はプロではなくて早稲田進学なのかな? そうなると東京6大学野球も盛り上がりますね。もっとも、自分のところは「敵役」になってしまいますが…(笑)。

<おまけ>
 優勝が決まった直後の早実の和泉監督のインタビューの時に電話がかかってきました。そのあとの斎藤のインタビューはなんとか聞くことができましたが…。仕事のことだから仕方ありませんが、こんないいときに電話かけてこないでくださいよ、K先輩!!
by taka-takahiro | 2006-08-22 00:12 | スポーツ(観戦)

自分が撮影してきた写真を公開するのが中心です
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プロフィール
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年齢:43歳
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趣味:このブログの作成、ドライブ、写真撮影(ついにデジカメに進出)

最近は旅先の写真の掲載が中心になっていますが、時折そうでないことも残していくかもしれません。

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