というわけで、自分のブログだけでなく、マスメディアも関東No.1の豪腕・増渕が甲子園で投げる姿が見たいという期待とは裏腹に、浦和学院が甲子園への切符を手に入れました。以前に友人から聞いていましたが、偶数年には浦学は強いということが証明されましたね。正直言って、初戦を見る限りでは、浦学が優勝するとは思いもしませんでした。これが経験の強さなのでしょうか?
自分だけじゃなくて、地元出身ではない周囲の人の多くも今回は鷲宮を応援していましたし、実際にそう予想していました。2ちゃんねるには「浦学空気読め!!」なんていう書き込みがされていましたが、今回はその気持ち、よく分かります。もちろん、浦学の選手も甲子園に行くために一生懸命頑張っているのですから、彼らに対して大変失礼ですが、世間は判官びいきで鷲宮を応援したくなるものです。いくら県内では上位の常連で豪腕投手を擁しているとはいえ、対戦相手は普通の公立高校ですからね。
皮肉なことに、増渕は甲子園に出れなかったことは、プロのスカウトはほっとしているんでしょうね。肩が浪費されなくて済みましたから。彼はおそらくドラフト1巡目で指名されるでしょうから、この悔しさを胸に、プロで頑張ってもらいたいです。
一方、甲子園に出る浦和学院。このところ前評判はよくてもいつも2戦目で負けるという印象が強いです。ただ今回は決して前評判はよくありません。いい意味でジンクスを破るチャンスだと思うので、甲子園で地元・埼玉代表として活躍してもらいたいです。「鷲宮が出ていればよかった」なんて言われたら悔しいでしょうからね。
でも、最後に一言。鷲宮に甲子園に行ってもらいたかったなー。自分の出身地の学校であること、普通の公立校であること、そして増渕が全国の舞台でどこまで通用するかを見たかったこと、すべて含めてね。